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VTuberの「気配に触れる。」究極の聴覚体験を実現するクラウドファンディング企画、”Project ToucH”第二弾がスタート!

バーチャルYouTuberをはじめとしたデジタル上のキャラクターの「気配に触れる。」をテーマにした、高繊細な聴覚体験を実現する”Project ToucH”第二弾のクラウドファンディング企画を実施することを発表致します。

■「気配に触れる。」
クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/view/400726

普段私たちの生活を取り囲む様々な音。そして私たちはその音から多くの情報を感じ取っています。例えば音の大きさや左右のズレからは距離や立体感、音の反射から部屋の大きさなど。数値上では本当に小さな差でも、私たちはそれを認識し感覚として受け取っています。この繊細な差を、極限まで正確に収録・再生した時。まるで本当にそこにいると錯覚するような「気配」を感じることになります。
そこにいないのに「気配」だけを感じる。この究極の音響体験をみなさまに提供すべく専門家の方々とコンテンツ制作を続けて参りました。

<制作の様子>

■今までの立体音響を遥かに上回る録音・再生技術について

私たちは自分自身の頭の大きさや耳の形による音の変化を聴いて方向を感じ取っています。
この人間の身体的特徴による音の変化を反映し、ヘッドホンで立体的な音を再現するために”HRTF(頭部伝達関数)”という音響特性が存在しており、現在も様々なコンテンツにて活用されています。

しかし、音の変化は個人差による影響が大きく、それに伴ってHRTFも個々人で大きく異なった特性になってしまいます。そのため、従来のコンテンツは、個人個人の特徴が平均化されたHRTFを用いて制作されているため、個人によって空間の感じ方や音色の再現に差が生まれ、本来の空間感や質感の再現に限界がありました。今回のプロジェクトに使用される技術は、まさにこのHRTFの計測を従来よりも遥かにコンパクトに、短時間で、非常に高精度に行うものになります。

<開発中の専用スピーカーのCG画像>

<響木アオ自身による体験の様子>

さらに録音技術については、独自開発のマイクアレイによる空間音響録音を用いることで、従来のバイノーラル録音では実現できなかった音場の個人最適化を実現します。従来は収録に汎用のダミーヘッドマイクが用いられることが多く、ユーザーの頭や耳の形と似ていない場合は空間感や質感が損なわれていました。今回のプロジェクトで使用する録音技術ではマイクアレイを用いた録音データに、計測した個人のHRTFを組み合わせる処理を入れることで、個々人に最適化した体験を作り出すことができます。

今回はこの最先端技術をクオリティに応じていくつかのプランに分け、ご支援していただいたメンバーに体験をしていただきます。


<響木アオコメント>

■プランについて
今回のクラウドファンディングでは技術のクオリティを二つのプランに分けた上で実施させていただきます。

プランの詳細はこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/400726

■Project ToucHとは
Project ToucHは2019年8月に始動した、バーチャルYouTuberなどのデジタル上のキャラクターとリアルなコミュニケーションを実現するための研究開発プロジェクトです。

第一弾では物理的に「触れる。」をテーマにしたクラウドファンディングを実施し、弊社のマネジメントするバーチャルYouTuber「響木アオ」の手を再現。

実際の会場にて握手会を行いました。

大阪大学の協力の元実施されたこのプロジェクトは非常に多くの反響を集めただけではなく、「触覚」を追求した結果として正に文字通り「次元を超えた体験」を実現することに成功しました。
そして第二弾では触覚の次に「聴覚」にフォーカスを当て、さらにリアルなコミュニケーションを目指したプロジェクトを始動致します。

■響木アオについて

2018年2月より活動を始めたバーチャルYouTuber。引きこもり⽣活から⼀転「みんなと響きあいたい」という思いを胸に、⼤型新⼈として注⽬を集める。現在ではアイドルとして活動しながら作詞作曲を行うなど、持ち前の才能を生かし様々な活動に取り組んでいる。バーチャルYouTuber黎明期からライブハウスや映画館などのリアル店舗にてワンマンライブを行うなど、リアルとのコミュニケーションへの取り組みにおいては先人とも言える存在。

「みんなと響きあいたい!」という思いを掲げてバーチャルYouTuberとしては初の全国ツアーや映画館でのワンマンライブの開催を行なっていきました。他にもテレビ東京VTuberドラマ「四月一日さん家の」への出演など、さまざまな分野への挑戦を続けています。

■協力企業について

本プロジェクトはクレプシードラ株式会社の全面協力で実施されます。

独自の収録・再生技術及び空間化AI等の新規開発技術により、まるで自分自身がその場にいるかのような、圧倒的なクオリティの空間音響体験を手軽に提供することで、クリエイターとコンテンツの受け手とが一体となった、新しいエンターテインメント文化を創出していきます。

会社名:クレプシードラ株式会社
代表者名:今誉
事業名:音響に関するコンテンツの企画、開発、Web関連サービス
HP:https://clepseadra.com/