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増田セバスチャン×クロード・モネ ”Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-” 色彩豊かなマテリアルと最新のテクノロジーによる参加型演出の 新しい「睡蓮」の世界が、箱根に登場

株式会社ハロー(東京都渋谷区)は、ポーラ美術館(箱根)で開催されるインスタレーション展覧会「“Point-Rhythm World -モネの小宇宙-“」の3D演出を担当しました。

色とりどりの素材で独自の世界観を織りなす作品を制作し続けている増田セバスチャンによる、ポーラ美術館で収蔵するクロード・モネの《睡蓮の池》にインスピレーションを受けた大型インスタレーション作品の展示がはじまりました。モネの《睡蓮の池》にみられる絵具のタッチを、増田氏が様々な質感をもつ色彩豊かなマテリアルやオブジェに置き換え、新たな「睡蓮」の世界を再構築するものです。

3D表現の企画・演出には、昨年に引き続きハローが参画。メディアアーティスト/クリエイティブ テクノロジスト・坪倉輝明氏の協力により、展示室内に取り付けられたカメラが、センサーで鑑賞者をとらえ、拡張プロジェクションマッピングによって、鑑賞者の動きとともに変化する映像が作品内に投影されます。更に、会場内に複数設置されたアンビエント/エレクトロニカ・ミュージシャン細身魚による音楽も、鑑賞する時間や鑑賞者の動きによって繊細に変化し、鑑賞者と作品世界を融合させるインタラクティブな体験を可能にします。

現代の素材で新たに構成されたモネの世界は、モネの作品の新しい楽しみ方を提示してくれることでしょう。ジヴェルニーに作り上げられたモネの世界に入り込むような本作をぜひお楽しみください。

増田 セバスチャン
アーティスト/アートディレクター。演劇・現代美術の世界で活動した後、1995年にショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。 きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MV美術、「KAWAII MONSTER CAFE」のプロデュースなど、原宿のKawaii文化を軸に作品を制作。 2014年よりニューヨークを中心に個展を開催。2020年に向けたアートプロジェクト「TIME AFTER TIME CAPSULE」を世界10都市で展開中。著書『世界にひとつだけの「カワイイ」の見つけ方』。 京都造形芸術大学客員教授、ニューヨーク大学客員研究員、2017年度文化庁文化交流使。

坪倉 輝明
メディアアーティスト/クリエイティブテクノロジスト。1-10design,inc. Communication Technology Group (~2016/12) U-moa メディアアーティスト/ト最高技術責任者(CTO) 神奈川工科大学 小坂研究室 アドバイザ。自作ソフトウェアによるインタラクティブな映像演出やハードウェアデバイスによるフィジカルセンシング等、様々な技術を自在に組み合わせ、ソフトウェア/ハードウェアの垣根を超えた作品の制作を行う。

開催概要
・展示名:増田セバスチャン×クロード・モネ “Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-”
・開催期間:2018年7月22日(日)~ 12月2日(日)会期中無休
※ モネ《睡蓮の池》は本展開催期間を通して、「ルドン ひらかれた夢」展にて展示しております。
※「ルドン ひらかれた夢」展は9月27日(木)のみ展示替のため休室。
・主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
・企画:ソニー・デジタル エンタテインメント / スピーディ
・協力:Lovelies Lab. Studio / 株式会社ハロー